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mumble 1.2.0 テストサーバ建ててみたぉ

mumble 1.2.0 サーバのテストサーバを建ち上げました。

mumble 1.2.0 test server
http://www.arcenserv.info/server/mumble-test/

mumble は 1.2.0 から、大幅な改良が行われるため旧バージョン(mumble 1.1.x シリーズ)との互換性がなくなります。つまりは、1.2.0 用サーバに1.1.x のクライアントが接続できなくなります。また、逆の1.1.xのサーバに1.2.0のクライアントが接続が接続することもできません。

1.2.0 のリリース日は不明です。mumble の開発者すら知りません。というのも mumble 1.2.0 から、新しく採用する音声コーデックのCELT が未だに開発途中だからです。予定としては CELT の安定版のリリースが出た直後らしいです。詳しくは知りませんが、実装すべきものはほぼ終了していて、あとはCELTのメジャーリリースを待つのみってところですかね。

1.2.0 は、開発者のこだわりよりユーザの要望が反映されている感じがして個人的には好印象です。

うちで公開しているサーバは、

  • 公開サーバ・・・リリースと同時にバージョンアップ
  • 専用サーバ・・・新バージョンへの移行をうながしつつ様子を見てバージョンアップ

の予定です。

英語ですが公式サイトに1.2.0の新要素がまとめられています。

http://mumble.sourceforge.net/Upcoming

(haruから見て)大きな変更点は

  • 音質の向上
  • 柔軟なユーザ管理
  • チャンネルパスワードの実装

といったところだと思います。

上のURLと対比させて各項目の説明を書いておくので参考にどうぞ、訳ではなくあくまでharuのフィーリングです。

Increased voice quality, decreased latency

音声コーデックをCELTに変更することです。CELTは最新のフリー音声コーデックです。新しすぎて使っているソフトはmumbleくらいです。TS2やVentriloはmumble 1.1.x と同様にSpeex、Skypeは独自開発のSILKを使っています。

ノイズキャンセリング等ではSkypeに劣るものの、音質的にはSkypeと遜色のないレベルです。フリーのボイスチャットソフトとしては音質の面で大きくリードした形でしょうか

Certificate based authentication

証明書を基にした認証ということで、1.1.xまででやっていたユーザ名+パスワードでのユーザ認証をやめてユーザ名+証明書でユーザ認証を行うということです。開発者曰くパスワードはソーシャルエンジニアリングに弱いので証明書でうんぬん・・・wソーシャルエンジニアリングというのはユーザの趣味とかを人間が調べたり机の上に張ってあるパスワードメモをみたりと、技術的じゃない方法でパスワードをクラックする手法です。

これにともないmumble 1.2.0 の初回起動時には証明書の作成が求められます。クラメンにmumble 1.2.0 を使わせたところ何じゃこりゃと思っておもむろにウィザードを消したそうですが、皆さんはちゃんと作りましょうね。

mumble の作者は強固なユーザ認証機能というものにこだわりがあるらしく、このあたりはいつも凝っています。ユーザはこんなの求めてないんだけどなー

User management

ユーザ管理ということで、mumble 1.1.x まではユーザ登録の方法はWEBページからの登録や管理者が設定ファイルを手動変更という面倒なことをしていましたが、1.2.0からはユーザ自身がmumbleのクライアントから自由に登録することができるようになります。また、ユーザ管理権限を持ったユーザが未登録のユーザをサーバに登録することも可能になります。

もちろんサーバの設定しだいでmumble クライアントからのユーザ登録を拒否することも出来ます。

New connect dialog

新たな接続ダイアログです。

国旗マークで国名がわかるようになっていたり、接続ユーザ数、ping などがわかるようになります。

個人的にはこのダイアログは好きじゃないです。なんせ、接続する気もない国外サーバが強制で表示される上にすべてのサーバの状態を見に行こうとしますからね。正式リリース前なのでサーバが少ないため、今は大丈夫ですが、リリース後に大量のサーバを表示したときに重そうで嫌です・・・

追記:最新版ではお気に入りのみ表示されるように修正されています。

Layout presets

クライアントのレイアウトをコンフィグ画面から変更できるようになります。

1.1.x でもレイアウトの変更はできるのですが、殆どの人ができるとわからないような地味な実装なのでわかりやすくしたということですかね。

Comments

ユーザにマウスポインタを合わせたときにコメントを表示できるようになります。

Whisper

ささやき。1:1での会話が出来るようになるみたいです。

G15 for OSX

MacでG15対応らしいです。

Automatic Plugin Update

洋ゲーとの連携プラグインが大半なので日本のユーザはあまり知らない mumble のプラグイン機能。1.1.x までは、mumble の更新を待つか手動でインストールする必要がありましたが、1.2.0からはクライアントの起動時に自動でアップデートされるようになります。

User textures

これもあまり知られていないmumbleの機能です。mumble にはオーバレイというゲーム画面上にしゃべっているユーザの名前を表示する機能があります。普通はユーザ名、つまりはテキストが表示されるだけなのですが、あらかじめ自分の好きな画像を登録しておけばそれが変わりに表示されるようになります。

1.1.x までは、WEB上でのユーザ登録ページから Textureをサーバに登録していましたが、1.2.0 からはクライアントからも登録が可能になったようです。

Automatic network fallback

UDPパケットが通らない環境でTCPパケットに自動で切り替える機能。

これでわからなければ、ファイアウォール越しの通信での不具合の1つを改善と思ってください。

Audio events

イベント発生時(サーバに他のユーザが接続したときなど)に、1.1.xではTTS機能を使ってテキストを読み上げていましたが、1.2.0からはあらかじめ登録しておいた音声をしゃべらせることができるようになります。

Access Tokens

要はチャンネルパスワードの実装です。

例えばチャンネルに”A.V.A.”というパスワードが設定されていて、クライアントに”A.V.A.”というアクセストークンが登録されていれば、そのチャンネルに入れるというような動作をします。

この方式の最大の特徴はアクセストークンをクライアントに登録する回数は一回なので、わざわざチャンネルに入るたびにパスワードを入力する必要がなくなります。

Ventrilo や TeamSpeak などより明らかに性能が良いmumbleに移行されない大きな理由のひとつはチャンネルにパスワードがかけられないことです。これでmumbleの利用者がちょっとは増えるかな?

Unified channel add/edit dialog

チャンネル追加・編集ダイアログの統合ということで、チャンネル追加時に名前だけでなく説明やパスワード等の情報も入力できるようになります。

Temporary Channels

一時チャンネル。チャンネルに人がいる間だけ存在し、人がいなくなれば自動で削除される。という動作をするチャンネルを作成することができます。

パブリックサーバ等で便利そうな機能ですね。

LAN announcement and discovery

Bonjour というソフトの機能を使って、LAN内にあるmumbleサーバを自動で見つける機能です。

ネットカフェ等でmumbleサーバを提供する場合に便利な機能なのかな?

Crash reporting

クラッシュレポーティング。

クライアントが落ちたときに開発者に自動で情報を送信するというあれです。

Compatibility client

mumble 1.2.0 では、1.1.x のサーバに接続できなくなる問題に対応するために、旧バージョンのクライアントも同時にインストールされます。

Customizable PTT audio cue

プッシュトーク(PTT)時の効果音を手動で設定できるようになる機能です。

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コメント:7

suzukaze 09-09-11 (金) 17:50

こりゃ1.2.0楽しみですねっ!!!

suzukaze 09-09-12 (土) 0:53

コメントを読んでいただいたら消していただけると嬉しいです;;

haru 09-09-12 (土) 3:59

消しておきました^-^

他人に見られたくない内容は「管理ページ – RashAngel」の方へお願いします。

rD 09-09-13 (日) 14:58

スナップショット版 1.1.x の “without D-bus” を提供される予定はありますでしょうか?
といいますのも、公開されている 1.1.8 では Windows 7 で(設定に関わらず)他のアプリケーションの音が小さくなってしまうなどの不具合があります。
スナップショット版では既に修正されているようです。

お手数をおかけしますがよろしくお願いします。

haru 09-09-14 (月) 6:22

特にそんな修正がされた形跡はないんですが・・・
 
Windows 7 の SDK でビルドしたものを UP しておきます。
 
http://cheatcode.xrea.jp/wp-content/uploads/2009/09/mumble-118lite.exe
 
これで、解決するでしょうか?
結果の報告をしていただけるとありがたいです。

melbee 09-09-14 (月) 10:57

>>rD さん
おそらくそれはwindows7側の機能ではないでしょうか?
最新版で修正されてるというのは良くわかりませんが、
windows7にはマイクを使用する場合、音声が聞き取りやすいようにと他のサウンドを自動で下げる設定があるんです。

「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「サウンド」 から入り
「通信」というタブがあるはずですので、そこから設定ができます。
「ここを何もしない」にチェックをいれると従来どおりの動作となりますので、確かめてみてください。

rD 09-09-15 (火) 18:18

>haru さん
アップして頂いたバージョンでも動作は同じでした。
設定の「他の~」は100%です。

>melbee さん
コンパネのサウンドの設定を変えると、
他のアプリの音が下がらないようになりました。
ただ、スナップショット版ではちゃんと聞こえるのは謎ですね…。

こちらでも調べられることがあれば、調べてみます。

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